「自分にしか出来ない仕事をしたいんです!」 あの日、彼女はそう言った。

「私、このまま 会社で誰でも出来る仕事をして、終わっていくのは嫌なんです!」

「私にしか出来ない仕事をしたいんです!」

 

彼女は今まで溜まっていた鬱憤を晴らすかのように、強い口調でそう語りだした。

仕事の遅い後輩のこと、どうでもいいことまでチェックしている先輩のこと、頼りない上司のこと。

いかに自分が職場で冷遇されているか、延々と語りだした。

そこに割り込むように 聞いてみた。

 

「じゃあさ、ジブン どうしたいの?」

 

「私、自分にしか出来ない仕事をしたいんです!」

「周りから必要とされたいんです!!!」

 

はい、ないから。そんな仕事。

 

新しい仕事を作り出したら、それは確かにあなたにしか出来ない仕事やと思う。

だけどな、大体もう出尽くしてるで。

だから皆、既存のものにオリジナリティを加えて「自分にしか出来ない仕事」にしたいんや。

 

それな、単に自分が認めて欲しい。

必要とされたい、って気持ちの現れなんやで。

 

あなたにしか出来ない仕事に価値があるんちゃう。

誰にでも出来る仕事やから 必要とされてないんじゃないねん。

 

よく考えて。

 

あなたは自分の仕事に、心を込めてる?

そこやと思うで。

 

自分にしか出来ない仕事は存在しない。

だけど、やりがいによって自分にしか出来ない仕事になっていく。

自分にしか出来ない仕事は、会社の中にいても出来る。

 

勿論、会社の業務じゃなくてもエエよ。

自分がやりたいと思うことを初めていって、続けていけば 花開くことがあるし、そういう例を 私は自分も含めてたくさん見てきてるねん。

 

あなたが心を込めてやっている仕事であれば、それ自体がもう

 

「あなたにしか出来ない仕事」なんやて。

 

あなたがやっているからこそ 求められる。

あなたがやっているからこそ 助けられる。

あなたがやっているからこそ 応援される。

 

コレが本当の「あなたにしか出来ない仕事」やで。

 

同じような仕事をしている人の中から、選ばれるのはそういうことやねんで。

 

大事なことを、間違えんといてな。

 

 

あなたの価値は あなた自身にあるんやから。

 

 

 

投稿者プロフィール

奄海るか
奄海るか
世界に3人の薔薇の魔法師の1人でサイキックミディアム、いわゆる霊能者。金融機関17年勤務ののち、この世界へ。生きている人も亡くなっている人もリーディング出来、霊視、土地診断も可能で胡散くさい事は大体出来る。

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