包丁自慢の料理人が教える、あなたが選ばれる方法。

ある所に、諸国を回っている料理人がおりました。

彼の自慢は 携えている包丁。

 

「この包丁は、とても良く切れるんだ。俺の魂と同じくらい大切なんだ。」

 

そういって包丁を見せてくれました。

とても丁寧に手入れをされているそれは、陽の光を反射して ぎらぎらと光っていました。

 

「ようし、俺が腕を奮って 料理を作ってやる。楽しみにしていろよ!」

 

彼は料理を作りはじめました。

大きな肉も野菜も、あっという間に小さく切り裂かれます。

小さくなったそれらは、熱された鍋の中に放り込まれていき、じゅうじゅうと音を立てます。

 

「さあ、俺自慢の炒め物だ! 遠慮なく食え!」

 

満面の笑みで 目の前に皿が差し出されました。

あなたはひとくち食べて、絶句しました。

 

なんて!

 

クソ不味いんだこれ!!!!!!!!
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ちょっと例え話で書いたのに、えらい膨らんでしもうた。

 

集客をする時。

これは自営業でも、営業や販売でも どんな仕事でも、なんやけど。

 

「私、コレ出来ます!!!」

「私、こんな技術が使えるんです!!」

「私、こういった経験をしてますよ!!!!」

 

こんな発信方法では お客さん来ないのよ。

 

だってさ。

 

あなたの持っている技術って、他にやってる人 おるやん。

あなたの元へ来るメリット、選ばれる理由って何があるん?

 

技術やツールなんて、包丁と変わらんのよ。

使い方を知れば、誰でも使える。

そやけど

 

安い包丁で素晴らしく美味しいものを作る人もいれば

高い包丁で素晴らしくマズイものを作る人もおる。

 

使う人次第で 色々変化するのよ。

じゃあ、どうしたらあなたは 選ばれる人になる?

 

あなたがどんな人か伝わればエエのよ。

自分が出来ること、使えるものに振り回されて 大事なものを見失ってない?

 

相手が見ているのは、ツールの向こうのあなたやで。

ツールに心が乗って初めて、あなたのオリジナルになるねんで。

 

あなたの想いをどう伝えていくか?

あなたは相手に何を受け取って欲しいのか?

 

そこに思いを馳せてみて。気づくことがあるはずやで。

 

 

 

投稿者プロフィール

奄海るか
奄海るか薔薇の魔法師・ サイキックミディアム
世界に3人の薔薇の魔法師の1人でサイキックミディアム、いわゆる霊能者。金融機関17年勤務ののち、この世界へ。生きている人も亡くなっている人もリーディング出来、霊視、土地診断も可能で胡散くさい事は大体出来る。

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