先日から、いきなり「公開すみいろ診断」が始まったので
るかさん、また何かおもろいことやり出した？
そう思われているからもいらっしゃるかと思います。
すみいろ診断とは何か？
その前に、私とすみいろ診断の出会いについてお話します。
２０年位前、ある女性作家さんのエッセイを読んでおりました。
大阪生まれ、大阪育ちの作家さん。
OLをしていたのですが、仕事を辞めて作家になる！と決め
家族にそう宣言されました。
当然親はビックリ。
その作家さん、お母様にある場所に連れて行かれたのです。
その家には「すみいろ」と書かれた看板があり
中には占い師さんのおじさんがいました。
目の前の紙に、筆で漢字の一の字を書くように言われたそう。
筆でピッと書くと、占い師さんは
「これは、そこそこいけまっせ」
そう、言われたそうです。
この家こそ、すみいろ診断の占いをやっているところで
お母様は、作家を諦めさせようと思って ここに連れてきたのですが
「そこそこいけまっせ」と言われたため、反対するのを辞めたそうです。
その作家さんのその後、ベストセラーなどはないものの
ドラマの原作になったり、長く続いていらっしゃいます。
今、関西では数人の先生がいらっしゃいますが
沢山いらっしゃる訳では無い占いです。
私が知っている限りでは、石切参道筋とあべのと裏なんばにあります。
ずっと、心の何処かに この占いを知りたいという
思いはあったものの、元々口伝だったので 本がないのですよ。
ですが、とうとう昨年 復刻本を手に入れたのです。
そして、２０年越しに 念願の学びを始めたのです。
すみいろ診断とは
すみいろ診断とは、擦った墨を使い（墨汁NG）筆で
紙に 漢数字の「一」を書いていただき
その筆法から診断する占いです。
古くからあった占いですが、はっきりした記録がありません。
田口皓堂先生に学ばれた 尾栄大寛先生が、ご自身の研究を
詳細な書籍に残してくださったため、平成の現在でも
学ぶことが出来るようになりました。
（尾栄先生は石切参道筋で三十年余
すみいろ占いをされていらっしゃいました。）
すみいろ診断の研究を深めたいという思いから、皆様の心あるご支援により
公開診断という形で 勉強させていただいております。
現在、お題は友人を中心にお願いしておりますが
そのうち、皆様にもご協力頂くことがあると思います。
その時はどうぞ、よろしくお願いしますね。
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