依存・甘え・頼る。それぞれの違いを作っている、ある意識。

依存・甘える・頼る。

この言葉たちはそれぞれが似ていて
それぞれが違う状態にある事を
あなたは知っているだろうか。

今日はそんな話をしよう。

 

依存と頼るは対極にあって
その中間に、甘える がある。

甘える、は状況や環境によって
プラスにもマイナスにも働くので
中間に存在するのだ。

 

そして実際のところ
依存、甘える、 頼る の差は
紙一重。

ほんの少しの違いでしかない。

 

だが、その紙一重の紙が とても分厚くて
ほんの少しのように思えても
大きな違いが生まれてしまうのだ。

 

そして、依存なのか頼るなのか。
はたまた甘えるのか、を決める要素
違いを生む紙一重の紙は
自分自身の意識そのもので決まる。

 

どんな意識が決めるのか。

まずは「思考力の有無」。
自分で考えることが出来るかどうか、だ。

 

そして、自己責任意識。

この自己責任意識が、とても大きく影響する。

 

自己責任意識、とは自分の人生に対して
自分が責任を持つ、と言う意識。

この意識が弱いと、人に甘えたり
依存する傾向が強くなる。

逆に自分が自分として生きていくと
決めている人は特に、自己責任意識が
強いと感じる。

 

例をいくつか挙げてみよう。

  1. 自分で考えて、自分には出来ないことを
    助けて欲しいから頼る。
  2. 自分には出来ないから頼る。
  3. 自分では考えられないから。
    考えるための視点に気付きたいから頼る。
  4. 自分では考えたくないから。
    道を決めて欲しいから頼る。
  5. 自分を認めて欲しい。
    望む答えを他人から貰いたいから頼る。

 

下に行けば行くほど、自分で考えることを
放棄して、他力本願になっていく。
自己責任意識の弱い状態の人、だ。

 

4と5の人に、相手を肯定し
思ってもいない甘い言葉を掛けることで
あっという間に依存体質の出来上がりだ。

2と3の人は、状況や態度によって
甘えになったり、頼るになったりと変化する。

 

依存は自分では判断が難しい時もある。

いい言葉ばかりを聞きたくなっていないか。

耳の痛いことを言われた時に
無視したり腹が立っていないか。

振り返って欲しい。

 

そういった気持ちがあるのなら
自己責任意識が弱くなっていて
依存しやすい状態になっている。

ただ、自己責任意識は 体調不良や
疲れているとき、弱気になっている時
不安になっている時にも弱くなりやすい。

 

だからまず、自分の体調や睡眠量など
自分自身のコンディションを振り返ること。

疲れていたり、睡眠不足の場合は
まずそこから整えていく必要がある。

 

逆に、自己責任意識が強い人は
自分で完結させることや
自分自身でやり切りたい思いが
強い傾向があるので

 

人に甘えられない

人に頼れない

 

そんな事が起こりやすい。

だが、そんな人程 甘えたり頼って欲しい。

 

自己責任意識の強い人は

自分自身でやり切るのが習慣になっていたり

こんな事を頼んで相手が迷惑だと思うのではないか

相手が困るんじゃないか、そう思っている人が多い。

 

でもあなたの考えている事は
相手に話したり依頼した後で
初めて解るもの。

今 あなたが想像しているような答えが
返ってくるとは限らない、のだ。

 

そして

自分ではどうしても出来ないから頼る 事と

自分ではやりたくないから、人に任せる のは

雲泥の差、なのだ。

 

それをしっかり理解していれば
甘えて、頼るのはアリだし、必要だ。

そしてあなたが、甘えたり頼る事で
とても助かったのなら、次にあなたが
手を貸してあげればいいのだから。

 

自分で全てを行う事は難しい。

だが自分の全てを他人に任せるのは違うのだ。

 

あなたの人生はあなたのもので

あなたの人生はあなたに責任がある。

 

自分の人生を生きて

舵を取るのはあなたしかいない。

 

上手に人の手を借りて。

そして手を貸して。

 

そうやって助け合いながらも

自分の人生を進んでいけばいい。

 

誰よりも大切な自分自身と
愛する人のために。

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